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EEZ
by MURAKAMI YUICHIRO 17.JUN.2006

唐突だがオレはけっこうな地理マニアで、世界全ての国の名称はおろか、首都と国の位置まで記憶している。それどころか、海外県や直轄領といった、いわゆる国家ではないものまで完璧に網羅しているとても気持ちの悪い男なのだが、そんなオレが最近知ったイイ話。

これまた唐突だが「排他的経済水域」というものを聞いたことがあるだろうか。一応説明しておくと、英語ではExclusive Economic Zone(EEZ)という、国連の海洋法で定められた、国の経済主権が及ぶ水域のことである。領域内では水産物の漁獲はもちろんのこと、鉱物などの非生物資源の探査・開発が独占できる。広ければ広いほど経済上有利になるのは明らかだし、当然ながら軍事的にも重要な意味を持つ。日本が一部の国から「岩」と揶揄される沖ノ鳥島にこだわるのも然りだ。

EEZの範囲は沿岸から200海里、つまり約370キロは言わば国有のテリトリーのようなもの。ただし、基線である沿岸から12海里の「領海」とは違い、EEZでは基本的に外国船舶の自由航行が保証される。とまあここまでは、高卒(偏差値38)のオレでも大体知っていた。シビれた新事実とは、日本のEEZ面積に関することだ。

日本の国土面積は約38万平方キロ。これは世界第60位の面積で、決して大きな国とは言えない。だがこのEEZを含めると、その面積は実に約447万平方キロにも及ぶ、らしい。これは世界第7位の面積である。つまり日本は、とても広大な海を有する世界有数の海洋国家だったのだ!つーか、だったのだ!とか気ぃ入れても、ただ単にオレが知らなかっただけなんですけどね。へっへっへ。

でもどうです?初めて知った人なら「日本なんて狭い島国じゃーん」なんて今までの卑屈な概念が覆りませんか?

以下雑慮雑文。

日本は現在、韓国(竹島)、中国・台湾(尖閣諸島)、ロシア(北方領土)との間に領土問題を抱えている。特に東シナ海、尖閣諸島付近の日中中間線の辺りには以前から石油の埋蔵が知られていたが、近年では天然ガスの埋蔵も確実視され始め、中国が日中間の合意も得ないまま強引に調査・開発を推進しているのはよく知られた話だろう。

しかしこのガス田にはさほどのガス埋蔵量はないと考えられるため、中国の本来の目的はこの開発によって日中中間線海上にいくつかのプラットフォームを建造することそのものにあると推測されている。つまり、何もなかった海上に人工領土を作り上げ、東シナ海においての制海権を確立するため、らしい、かもしれない、だったりして、とかそんな話をどこかで耳にしたような気がしますが実際よくわかりません、と投げっぱなしなプロパガンダ。バルス!バルス!




 
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